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食べるための菜の花はつぼみが開いていないこと

春のイキイキした緑の葉物食材として、愛くるしい黄色い花をつける菜の花も外すことはできません。一般的に菜の花というと一緒くたに黄色い花をつけた植物を連想しますが、品種も豊富なので青梗菜や水菜に小松菜など種類も様々です。入手をするなら新鮮な菜の花を選ぶことも大切であり、黄色い花が咲いていると見た目にはかわいいですが、食べるために手に入れるならつぼみがまだ開く前の状態を選びます。花が咲いているとかわいいのですが、つぼみが開いてしまうと口当たりが悪かったり、味わいに苦みが出るためです。スーパーで調達をするときには、茎の部分がカットされています。選ぶときには切り口の部分を見て、しなびていない状態を選択することです。意外と見落としがちですが、みずみずしさがある茎の切り口のほうが、新鮮でおいしさも高いことは知っておいて損はありません。中心の部分に目をやった際に、空洞があるようなら少し古いので、茎の部分が緑の鮮やかなものを選びます。

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